2010年1月22日金曜日

決断


先日、世界中を旅してみたいと決断し会社を辞めたメンバーからメールが着ました。なんでも今タイからカンボジア、ベトナムを横断して今ラオスのビエンチャンという風光明媚なところにいるとの事です。最後はずっと陸づたいにインドを目指すそうです。

写真も一緒に添付されてたのですが、う~んいい笑顔です!実は彼は事情があり仕事にいまいち目標なりなんなりが見つからずに、もんもんとしていたのですが、そういった状況で以前から思っていた『世界を旅する』
という憧れが急激に膨らんだそうです。

でもここは日本!いい歳をして何を言ってるんだとか、将来はどうするんだとかそれに何の意味があるのだとか、逃げているだけだとか。。いろんな事を言われたり悩んだりしてました。ダメダメ親父としては相談を受けましたが、『やりたいのなら、やってしまえばいい。ただしやった後にうまくいかなくても受け入れる、笑い飛ばせる覚悟ができたら』といっちゃいました。実は自分自身も最初に入社した大手鉄道会社を辞めて1年間ふらふら旅したりなんだりをして感銘を受けた経験がありましたが、復帰後は当然大手企業なぞに復帰はできず、そんなに忙しいのは嫌にも拘らず、常にあわただしいベンチャー企業に身をおくはめになっている事も伝えました。

人の考えは千差万別で、どれが正解もないと思います。であれば覚悟さえできていれば何を言われてもいいのではないかと。思ったとおりに行動する事はそんなに悪くないのでは?と思います。

彼は今、言葉の通じない外国で飯を食うのも、宿をとるのも、道を聞くのも片言の現地語と英語で頑張っているそうです。その不便を楽しめていると。全てが自分が動かなければ何もできない環境です。すでに行動を起こすのにためらいがなくなってきたと言っていました。好き嫌いもなくなったと。さらには一期一会で出会った人ともっとコミュニケーションを取りたいから英語を勉強したいと、すでに旅にでた事でやりたい事もひとつ見つかったようです。
それに小難しい事は抜きにして、とにかく世界のなんともいえない様々な景色を見たり、人との出会いによって感受性が倍増してる模様です。それが生きるのに一番素敵な経験ではないかと思っています。僕も一応人の親になっていますが、どんなにお金があっても、どんなに地位があっても、感謝の気持ちや、相手を思う気持ちや何かを見たり聞いたりして感動できる感受性がなければ幸せとはいえないと思って子供に接しています。

みなさんもこう言ったケースでなくても悩んだり、決断しないといけない時ってあると思うのですが、どうしてますか?ダメダメ親父だとしても自分で選択した事がうまくいかない時にこそ、その自分を受け入れる覚悟ってものをもてるようにすれさえすれば、一度の人生何をしてもいいのではないかと思っています。
(既婚は自分の事だけじゃダメですが)

そもそもダメにならない選択をするのがいいのですが。。

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